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熊本地震からまもなく1ヶ月の今思うこと。

更新日:2019年3月22日

大きな地震がありましたが負けずに毎日頑張っています、熊本市北区四方寄町の『有料老人ホームたいじゅ四方寄』代表の緒方伴泰です。

熊本市北区では現在大雨が降っています。これ以上の被害はもう本当に勘弁して欲しいという祈りの気持ちでいっぱいです。

今日は朝から熊本の地震の話題は一切なく、芸能人の不倫・離婚騒動を細かく検証している報道番組を見て寂しさと焦りを感じました。

熊本市内では、多くのところで、地震発生直後のいわゆる急性期の状況は脱したと言えると思います。

しかし、私自身、少し行動範囲を広げるだけで、涙が出そうになるような各地の被災現状が耳に入ってきます。

特に、これまで長い間、熊本県民に愛されてきた、老舗の企業や店舗が大きなダメージを受けているようです。

テレビでの報道は日に日に少なくなっていくかと思いますが、まだまだ熊本・大分地震は終わっていません。

忘れられない為にも、被災地の現状と、そこで懸命に働くスタッフの姿を伝えていきたいと思います!

今日は、地震後初めての出勤に意欲を燃やすスタッフの岡野博美を紹介します。















氏名:岡野博美 年齢:秘密 好きな食べ物:ハチミツ 通称:丘のぷーさん

岡野さんは5歳と2歳のこどもの育児をしながら、日中のパート職員として働いています。 責任感が強く、てきぱきと仕事をしながらも、明るい性格でご利用者からも大人気です。

【地震後の生活】 岡野さんは地震発生後、小さなこども2人を連れて、余震の恐怖と戦いながら地域の体育館に避難していました。そこでは溢れんばかりの人が集まってきていたそうで、なんとかギリギリのところで家族で横になれるスペースを確保したそうです。

今では避難所もダンボールやカーテンなどで仕切り、プライバシーを守る工夫がされていますが、地震発生から2週間ほどはそんな余裕もなく、狭いスペースに家族でひしめき合って毎日を過ごしていたそうです。

現在はようやく自宅に戻ることが出来ましたが、2度の大きな地震、またそれに伴う震度3~5の余震が頻発したことによりこども達が家では寝ることができず、夜は車で寝るという生活が続いています。

岡野さんは、被災後、夜になると不安で、昨日まで一度も夜眠ることが出来なかったそうです。 しかし「明日から仕事だ」と気持ちを切り替え、昨夜は初めて夜眠ることが出来たと喜んでいました。 今日から新たなスタートを切る岡野さんを応援します。

地震発生からまもなく1ヶ月が経過しようとしていますが、熊本では今でも毎日余震が続いています。

子どもだけでなく大人も揺れに過敏になっており、夜にぐっすり眠れるという日はめったにありません。

これからは、こういったストレスから精神面での問題も出てくると思います。

私は、経営者としてこのような状況を乗り越えられるように、メンタル面でもサポートが出来るような工夫も必要だと考えています。

この状況を良くしていく為に何が出来るのか、真剣に考え実行していきたいと思います。

皆さんの応援がエネルギーになります。

ありがとうございます。

(おまけ)















我が家のこども達は妻の実家である神奈川県に避難しています。 毎日テレビ電話はしていますが子どもがいないと寂しいもんですね(^^;

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