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介護の仕事は好きなんだけど・・・第6話

更新日:2019年1月24日

「介護の仕事は好きなんだけど・・・」 第⑥ 話


仕事を頂くことがこんなに難しいこととは思っていませんでした。


自分で仕事がとれないものだから、先輩たちの仕事を手伝うことがメインになっていました。


ベッドや車椅子の納品や担当者会議への出席。


仕事を持っていないので、断ることは出来ませんが、これらの仕事を引き受けてしまうと営業にまわる時間が無くなってしまうという悪循環・・・


営業職なので残業代もありません。


先輩の仕事を手伝いながら、毎日20件以上訪問していたので、帰りはいつも21時過ぎという毎日でした。


仕事を頂くことも出来ず、精神的にも肉体的にもギリギリでした。


やっぱり自分には向いていないんじゃないか・・・


1年間は我慢しようと決意していたにも関わらず、早くも退職が頭をよぎりました。


そんなある日、1本の電話がかかってきました。


「こないだ持ってきてもらった、健康靴だけど1足注文できるかしら?」


それまで、取引の無かったケアマネージャーさんから仕事の依頼を頂くことが出来ました。


単価は約5000円、仕入れは約3000円ですので、利益はほとんど出ませんが、この時の感動は今でも忘れられません。


即、対応させて頂き、無事に納品することが出来ました。


その後はコンスタントに仕事の依頼を頂くようになり、売り上げも安定しきました。


「自分が選定した福祉用具を使ってもらうことで、ご利用者の生活を改善することが出来る」


という部分でやりがいも感じていました。


ただ、ネックとなるのは、とにかく残業が当たり前。


営業職なので、成果に繋がればインセンティブはもらえますが、残ったからといって残業代は出ませ

ん。


依頼があれば、休日でも出勤しなければならない為、家族と過ごす時間はほとんどとれなくなっていました。


「キャリア」「やりがい」「給与」「家庭」


今の自分にとって『働く』ことへの動機はどこにあるのだろう。


何かを優先すると、どこかがおろそかになってしまう。


分かってはいるけれども簡単には割り切って考えることは出来ない。


けれども自分で選ばなければならない。


そんな悩みを抱えている最中に発生したのが熊本地震でした。


【第7話に続く】





【仮面座談会&会社説明会のご案内】 ・介護の仕事が好き ・理想の介護観を持っている

介護の仕事に就いている人はそれぞれ信念を持って日々の仕事に取り組んでいます。


しかし


同様に ・職場の人間関係に悩んでいる ・理想と現実のギャップに悩んでいる ・上司とそりが合わない ・今の職場には居場所がないんじゃないか ・現在就職活動中で介護の仕事に戻ろうかそれとも違う職業にしようか迷っている ・介護の仕事に就いてみたいけど自分に出来るのか不安


など、なんとなくモヤモヤしている人は、意外に多いように感じます。


そんな悩みの解決の場として

『仮面座談会』を開催します。


日時:平成28年12月18日 時間:10:30~12:00(受付開始10:15) 会場:有料老人ホームたいじゅ四方寄内デイサービスフロア 会費:無料 ※会場の駐車場は台数が限られておりますので、可能な限り公共の交通機関をご利用下さい。 会場地図



今回の討論テーマは

『わたしが受けたい理想の介護は?』 『理想と現実のギャップを感じる時は?』


という2つのテーマで行います。

当日は全員仮面とニックネームを書いた名札をつけて、本音を語り合える場にしたいと思っております。

※この場で話した内容は外部に洩らさないことが参加の条件となります。


今更恥ずかしくて言えないような志、職場では受け入れてもらえなかった提案など。


「私はこんな仕事をしたくて介護をやっているんだ」という熱い想いをかまして下さい。



参加希望の方は

お名前: 年齢: 連絡先: 保有資格: 経験年数: 当日の交通手段:


をご記入の上

info@taiju-yomogi.co.jp

までご連絡下さい。


フェイスブックでのコメントやメッセージでも構いません。


ちょっとした非日常的な環境のもと、共通の課題を持つもの同士、共に語り合いましょう☆


なお、座談会終了後、職場見学会、会社説明会を行いますので、ご希望の方は合わせてご参加下さい。

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